駐車場シェアサービス大手のakippaですが、2019年10月時点で駐車場拠点数が累計3万拠点以上、会員数も150万人突破と更なる急成長を続けております。
駐車場オーナーとしてakippaに土地を貸し出す際の1番のメリットは、
今まで収益を生まなかった場所で収益を生み出せるという点です。
しかも収益を生み出すための初期費用は0円で済むという点に加え、自宅前でもスペースさえあればオーナーになれるので家計を助けるサービスの一つとしても注目を集めています。
しかし、駐車場経営を手軽にできる反面、運営する際のコツや注意点が広まっていないのも事実です。
そもそも駐車場経営できる立地なのか
収益はどのくらい発生するか
疑問は尽きないでしょう。
そこでこの記事では、akippaの仕組みの解説はもちろんのこと、駐車場経営のコツや注意点までお伝えしていきます!
Contents
akippaオーナー登録は簡単・手間いらず
akippaはバイク1台分のスペースがあればオーナーになれる
akippaは駐車場としてのイメージが強いですが、バイク1台分のスペースがあればオーナー登録することができます。
バイク1台のスペースの目安としては「横1m×縦2m」ほどの広さがあれば、スペースとしては十分です。
バイクを止める需要がどこまであるのかと疑問に持つ方も中にはいると思いますが、
駐車場以上に、バイク駐輪場は不足しています。
2006年に道路交通法と駐車場法が改正されてから、ほんの少しバイクを道路などに止めただけで駐車違反の切符を切られてしまうようになり、バイクに乗る人がかなり減りました。
バイクの生産台数が9分の1までに落ち込んだほどです。
しかし、2018年4月からバイク駐車場を増やそうと促す流れがあり、駅前など主要な場所では整備が進められています。
バイクに乗る方は駐車場が少ないことを知っていますので「事前に調べる」という習慣がついています。
そのため、バイク駐車場は探してもらいやすくなる傾向があります。
スペースを使っていない時間帯を指定して貸し出せる
akippaの魅力の一つに、普段使っていない時間帯があれば、時間帯を指定して貸し出すことができる点があります。
必ずしも、駐車場登録したスペースをずっと開けておく必要はないのです。
例えば、平日は共働きで9時~17時は自宅前に車が止まっていないとすると、その時間帯だけを指定して貸すことも可能です。
土日だけ、月曜日だけなど、曜日指定でも構いません。
今まで収益を生んでいなかった場所と時間で収益を生む。
なんとも魅力的ですね。
初期費用0円で貸し出せて販促活動も不要
akippaにオーナー登録する際に費用は一切かかりません。
コストがかからずに、収益を生み出すチャンスを得ることができます
また、akippaの公式サイトやアプリ内には地図が表示されており、登録されている駐車場が表示されるようになっています。
そこに自分の登録した駐車場も表示されるようになるので、登録後、オーナーがすることは特にありません。
手間があるとすれば、駐車場登録する際に、利用者に使ってもらいやすいよう写真を撮影したり、振り込み用の口座を登録したり、そんなところでしょうか。
とにかく初期費用0円で収益を生み出すことができるので、やらなきゃ損です。
持て余しているスペースがあれば、まずは無料でオーナー登録をしておきましょう。
akippaで貸し出す場合の収益
駐車場の売上の50%が収益になる
駐車場経営で一番気になるのが収益ですが、売上の50%がオーナーの収益として振り込まれます。
売上の半分がakippaに入ることになってしまいますが、akippa側の仕事といえば
・駐車場利用者の集客
・駐車場料金の徴収
・駐車場利用者とのトラブル対応
・コールセンターのサポート
などなど、管理業務をすべて請け負ってくれています。
個人で対応することが難しい部分を対応してくれていると考えると、収益額としては妥当ではないでしょうか。
駐車場の料金相場は地図上で確認できる
駐車料金の相場がわからなければ、あなたが貸し出したいと思っている場所でどれくらい収益が生まれそうかもわからないですよね。
極端な話、1日駐車して100円か1000円かでは大きな違いです。
akippaの公式サイトでは、登録されている駐車場を地図上で全て確認することができます。
駐車場を探している人も実際に地図上で探します。
あなたが貸し出したい住所の近くの駐車場を選択してみて、いくらで貸し出しているのか確認するのも良いですね。
駐車場を貸し出しても停めてくれるか心配という方は、
自分が貸し出そうと思っているスペースと同じようなところで貸し出している人はいるのか?
と、確認することもできますし、満車と空車の駐車場の違いも分かるので、駐車場登録する際の参考にできる情報もあふれてます。
逆に、近くに登録されている駐車場がなければライバルがいないので、需要を独り占めできてしまうかもしれませんよ。
akippaで貸し出す際は駐車スペースの広さに注意
バイク1台のスペースからOKとはいえ、極端に狭い場所を貸し出そうと思っても、事故やトラブルの元になってしまいます。
駐車する際に必要なスペースは、下図に記載のスペースがあれば十分に駐車が可能です。
実際に登録されている駐車場を見てみると、すべての駐車場がこれだけスペースを確保できているかといえばそうではありません。
あくまで目安として捉えて頂ければ大丈夫です。
後述しますが、駐車場の止めやすさはそのままリピーターの獲得率にも影響します。
車を傷つけてしまうかもしれない駐車場には、できるだけ止めたくないものですからね!
akippaで起こりうるトラブルと対策方法
不正駐車、時間外駐車
自宅の前で駐車場経営をする場合、不正駐車はあまり考えられませんが、予約していた時間を超えて駐車されてしまうケースは起こりえます。
akippaは緊急ダイヤルを設けていますので、連絡することで、akippa側から駐車場利用者へ連絡をして対応なども可能でしょう。
車で仕事に行っている間だけ貸し出しをしたいと考えている方は、駐車可能な時間帯を短くしておきましょう。
そうすれば、帰ってきたときに他の車が止まっているという状況は避けられるでしょう。
せっかく収益を生み出せても、トラブルや不都合が続いてしまえば疲れてしまいますからね。
接触事故
駐車場として貸し出している以上、事故とは隣り合わせです。
物が壊れている、擦った跡があると分かった場合は、akippa側にすぐ連絡を入れましょう。
事故の際のトラブル解決もakippaの仕事です。
また、駐車場の接触事故の場合、「本当に駐車場利用者が起こした事故か」という判断ができるかどうかが大事になってきます。
自宅の防犯もかねて防犯カメラを設置することができれば、映像として残すことができるので一番良いでしょう。
あとは、月に1回でもよいので駐車場の写真を撮っておくのが良いです。
できれば、あなた自身がぶつけてしまいそうだという箇所も含めて、写真に残しておくことをオススメします。
実際に何か起こった際に、判断材料として使えるものがあるかないかでは大違いですからね。
駐車場経営のコツと最低限押さえておきたいポイント
ここでは、akippaで収益を生み出せることは分かったけど、実際に運営できるか心配。
という方に向けて、駐車場経営をする際のポイントを解説していきます。
駐車場は目的地とセット
駐車場というのは、よほどのことがない限り目的地とはならず、
「○○に行きたいから、どこの駐車場に止めるか」というのが普通の流れとなります。
つまり、駐車場だけあっても目的地がなければ意味がないのです。
目的地になるものといえば
・オフィス
・飲食店
・レジャー施設
・観光地
・病院
・商店街
・〇〇ドーム、〇〇スタジアム
・役所関係(市役所、税務署、裁判所…)
・大学
・駅
などが挙げられますね。
ほかにも、お花見の時期の公園とか、紅葉シーズンの観光スポットなど、季節が関係する場所もありますし、
幼稚園、保育園の送り迎えなどで利用するかもしれません。
住宅街であっても、
個人宅向けの営業をやっている方や、リフォームなどの内装業者、帰省時の一時利用など、駐車場の需要って実はかなりあるんですね。
住宅街でコインパーキングを運用しようとすると、採算が合わなくて難しいケースがほとんどですので、
初期費用がかからないakippaであれば、収益を生み出すことができます。
周辺に何もないと思っていても、観光や有名スポットだけが目的地とは限らないのです。
駐車場の料金は利便性で決まる
駐車場を利用するときに気にする点といえば、「目的地から近いか」と「駐車料金が安いか」の2点がほとんどです。
そして、目的地から近いほど駐車料金も高く、離れるにつれて安くなります。
観光地なども思い浮かべて頂ければ想像しやすいのではないでしょうか。
ただし例外もあります。
○○ドームなどで野球の試合やLIVEがあるとき、備え付けの駐車場は帰り際かなり混雑しますよね。
その場合、混雑を避けたいからという理由で、目的地から少し離れてた駐車場を使いたいという利用者の方がいますので、目的地から離れていても、駐車料金が高くなるケースがあります。
公式サイトなどで、○○ドームの需要がありますと言っているのは、この例ですね。
もちろん、利用するお客さんが多いという理由で、駐車場が足りない!というケースもありますが。
駐車場の料金を考える時は、目的地からの距離と、ほかの駐車場の料金を参考にして設定すればOKです。
車の駐車のしやすさはリピート率に影響する
車が止めやすい駐車場や入りやすい駐車場は、ドライバーにとって嬉しい点です。
ぶつけてしまうかもしれないと、必要以上に気を遣う必要もなくなりますしね。
駐車場を使用した後、駐車しやすかったと思ってもらえれば、次回も近くを利用する際にリピートしてくれる可能性が高くなります。
駐車時しやすい駐車場は、車の駐車スペースの広さはもちろん、駐車スペースから出入りする際の車の前面道路が確保できているかも関係します。
駐車場を設計する際に、この前面道路を最低でも5mは確保するようにします。
5mよりも狭くなるほど、駐車がしにくい駐車場になりますので、オーナー登録の前にチェックするのも良いかもですね。
akippaでオーナー登録!
akippaに登録することで、今まで収益を生んでいなかった場所と時間で収益を生むことが可能になります。
akippaだけで大儲け…
とまではいかないケースがほとんどですが、仮に毎月5,000円でも1万円でも収益になれば、年に1回でも、少し贅沢な食事や旅行も十分可能です。
akippaにオーナー登録をして今の生活をちょっぴり豊かにしてみませんか?