狭小地活用

【狭小地の活用方法11選】初期費用0円で狭い土地でも副収入!

狭小地 活用方法

狭小地や、ちょっとした空きスペースって放置してしまいがちですよね。
それに、こんな狭いスペースじゃ活用なんて…という考えも頭によぎってしまいがちです。

狭小地にも様々な活用方法があって、毎月の収入を得られるにもかかわらず、活用方法を知らないだけで損しているかもしれません。

そこで今回は、狭小地の活用方法と、自宅前の空きスペースや、ちょとした空きスペースでも活用できる方法をお伝えします。

今や車1台、バイク1台分のスペースから活用できる時代になっています。
狭小地活用は、初期費用がいらないものもたくさんありますので、活用できそうなものはないか探してみてください。

狭小地活用その1:駐車場

コインパーキング(時間貸し駐車場)

コインパーキング 時間貸し駐車場
一等地であれば5~10坪のスペースから活用可能です。

コインパーキングの運営会社に運営管理を任せれば、駐車場の機械や土地整備にかかる費用もかかりません。
また、トラブル対応や清掃などの管理業務は全て運営会社が行います。
それでいて、毎月固定の収入を得ることができます。

活用するとなった場合、工事開始から運営開始まで1ヶ月もあれば大丈夫ですし、2~3年の契約期間の縛りはあるものの土地活用の期間の縛りとしては短いです。
そのため、次の活用に入る際の妨げにもなりにくいのが特徴です。

中心地であれば、1台の駐車スペースで10万円以上の売上になることは珍しくありませんので、是非とも検討したい活用方法です。

akippa(駐車場シェアリングサービス)

akippa
引用:akippa

駐車スペース1台分(5坪ほど)のスペースがあれば活用可能です。
akippa(アキッパ)は駐車場シェアリングサービス会社の中で圧倒的な会員数を誇る最大手のサービスです。

駐車場シェアリングサービスとは
空きスペースを活用したいという人と、駐車場に車を停めたい人をつなげるサービスです。
都心部や観光地では、駐車場不足な場所も多いのが現状です。
いざ目的地に行ってみたら駐車スペースがない…。そんな不満を解消するために駐車場を事前予約して利用することが可能です。
「事前予約」ができるという特性上、コインパーキングよりもかなり安く駐車できると評判で、急速に広がっているサービスです。

あらかじめ駐車場を登録しておくだけで活用ができるので手間もなく、家の駐車場で1台分の駐車スペースから気軽に活用する人も増えています。

登録はなんと無料。毎月固定でかかる維持費などもありません。
トラブル対応や駐車料金の徴収も管理会社が行ってくれますので、利用者対応する手間も全くありません。
売上の何%かが管理会社の利益となることで運営が成り立っています。

コインパーキングと違う点は、貸し出す日時を指定できるという部分です。
「大型連休以外は家の駐車場が空いている」「平日は仕事のためスペースが空いている」「月極駐車場に空きが出てしまった」など、空いている日時は様々。
契約期間の縛りもなく、日時を指定して貸し出せるので、非常に流動性の高い活用方法です。

コインパーキングでの活用にハードルが高いのであれば、まずはakippaなどの駐車場シェアリングサービスから始めてみるもの賢い方法ですね。
akippaに関する詳しい内容は別記事で紹介していますので、気になる方は参考にしてください。

akippaの公式サイトでは、手軽に駐車場検索をすることもできます。
自宅付近の駐車場を検索してみて、いくらで貸し出しされているのか確認できれば、活用への現実味もでてきます。

月極駐車場

akippaで駐車場登録

こちらも駐車スペース1台分(5坪ほど)のスペースがあれば活用可能です。
住宅街や周辺にマンションが多く立ち並ぶエリアなど、あまり場所を限定せずに活用できる方法です。
中心地から離れていれば、コインパーキングや駐車場シェアリングサービスよりも収入が見込める可能性があります。

運営管理の方法としては、不動産会社に任せるか自分で管理するかの2パターンです。
自分で管理する場合、月極料金がそのまま収入になりますが、募集業務からトラブル対応まですべて自分で対応しなくてはいけません。

管理会社に任せれば、管理業務は全て対応してくれますが、管理手数料なども発生してしまいます。

ご自身のライフスタイルに合わせて、できるだけ手間のかからない管理方法を選択するのがベストです。

狭小地活用その2:駐輪場

時間貸し駐輪場

時間貸し駐輪場

コインパーキングは車のイメージが強いですが、自転車やバイクなども時間貸しとして活用が可能です。
駅近で狭小地をお持ちであれば、是非とも検討したい活用方法です。

コインパーキングと同様、駐輪場の機械や土地整備費用も管理会社にお任せしてしまって問題ないでしょう。
工事開始から運営開始まで1ヶ月もあれば大丈夫ですし、契約期間の縛りも2~3年ほどが一般的です。

変形地の場合、駐車スペースとしては活用できないが、駐輪スペースとしてなら活用できることがあります。

毎日の通勤通学や駅周辺の施設利用などの一定の需要が見込めるため、安定した収入を得やすい傾向にあります。

バイクパーク


バイク専用の予約式駐輪場としての活用方法です。

バイクの駐輪規制の取り締まりが年々厳しくなるものの、駐輪場の数は増えない。
そんな時代の流れの中でバイクを手放す人が増え、バイク利用者は激減してしまいました。
バイク好きの方にとっては、停めておく場所がないというのは死活問題なのです。

そんな問題を解決すべく、東証一部上場企業でコインパーキングの運営管理を行っているパラカ株式会社が、取り組み始めた新たなサービスです。
バイク好きの間では、すでに口コミなどで話題になっていますね。

駐輪スペースはバイク1台分からOK。初期費用も掛かりません。
運営管理も実績のあるパラカ株式会社が担ってくれますのでスペースを貸す側の手間がないのもうれしいですね。

自宅前や、すでに活用している土地などのデッドスペースで活用することも可能なので、+αとしての活用も検討できますね。
バイク好きの方なら一度検討してみてはいかがですか?

月極駐輪場

駅近など、活用できる場所は限られますが、一定の需要を得られる活用方法です。

月極駐輪場の場合、無人管理することが難しくなるケースもありますので、ご自身で管理をするか管理を任せるか有人管理になることがほとんどです。

管理の手間は少々ありますが、屋根付きの場所に停められるなど、ちょっとした特典があると利用者には喜んでもらえます。
バイク利用者や、通勤通学で利用する方にとっては、天候に関係なく利用するという方もいますので、雨風をしのげる場所に停められるのはうれしいですよね。

すでにほかの場所で、月極駐輪の募集をしている場合、いくらで募集しているのか調査も容易です。
どれくらい収入を見込めそうか検討しやすいので、時間があれば調査してみることもおすすめです。

狭小地活用その3:レンタルボックス

レンタルボックス
引用:加瀬のレンタルボックス

中心地ではもちろんのこと、住宅街でも一定の需要を得られる活用方法です。

土地整備なども砂利を引くだけでOKなど、低コストから始められることに加え、コンテナや専用のレンタルボックスを設置するだけで活用を始められるので、手軽な活用方法の1つでもあります。

家庭によっては、毎年は使わないけれどもたまに使う機会があるものは、意外とたくさんあるものです。
そんな時、家の物置には入りきらないという物理的な制限を受けてしまうこともありますので、保管スペースというのは重宝します。

今では、物置としてのスペースだけではなく、駐車場とレンタルボックスが一体となっている場所もありますので、活用方法は自由自在。
地域の特性に合わせ最適な活用パターンを選べます。

また、活用を検討する場合は、運営管理会社にお願いするのが最適です。
市場調査から運営管理まですべて行ってくれますので、トラブルが起こった際でも安心です。

狭小地活用その4:コンテナハウス

コンテナハウス住居用
コンテナハウスを建てて趣味のスペースとして活用したり、店舗やテナントを誘致して活用することもできます。

一般的なコンテナの大きさは「20フィート」のもので、サイズ感は以下の通りです。

20フィート 40フィート
長さ 6.058m 12.192m
2.348m 2.438m
高さ 2.591m 2.519m
広さ 15㎡(8.2畳) 30㎡(16.4畳)

オーダーメイドでこれより小さいサイズを作ることもできますが、目安としてとらえておきましょう。

戸建てを建築するよりも、自由自在にスペースを活用することができますし、少し変わったオシャレな建物にすることもできます。

ただ、コンテナハウスを建てる場合、建築基準や申請など事前準備は入念に行わなければいけません。
設計や初期費用など時間と多少の費用をかけてく必要がありますので、注意しておきましょう。

また、コンテナハウスには誤解されて広まってしまっているデメリットなどもありますので、活用する前には一度常識を確認しておく必要がありそうです。

狭小地活用その5:自動販売機

自動販売機
利用するシーンも多いため、身近な活用方法として親近感も得やすいですね。

一般的な大きさとしては、奥行き0.8m、幅1.4m、高さ1.8mです。
人通りの多い場所に空きスペースがあったり、コンビニが近くになかったりすれば、意外な副収入になります。

自動販売機を設置する際に費用は掛かりませんが、毎月の電気代は1台あたり2,000~4,000円程度かかります。
こちらの金額は、設置する自動販売機の大きさやメーカーによっても変わりますので、事前にチェックしておきましょう。

また、自動販売機の活用に関しては、メーカーに設置依頼をした場合、設置協賛金という収入を得ることができる可能性があります。
設置した時のみ発生する収入ではありますが、まとまった収益になりますので、ボーナス感覚で少し生活が潤います。

設置協賛金は、契約期間に基づいて発生しているケースがほとんどです。
契約期間満了までに解約をしてしまうと、いくらかは返金しなければいけませんので、途中で解約する場合は注意が必要です。/p>

狭小地活用その6:広告看板・野立て看板

野立て看板

車通りや人通りの多い場所であれば、広告看板としの活用が考えられます。
非常にシンプルな活用方法となりますが、看板単体としての活用に加え、土地のデッドスペースに設置するなどの組み合わせも可能です。

看板の取り付けや撤去まで行ってくれる専門の会社もありますので、今の土地に看板を取り付ける柱や壁などがなくても大丈夫です。

地盤がゆるいため柱の土台が設置できないなどの場合は、土地整備の費用が発生してしまう可能性もありますが、基本的には初期費用をかけずに活用できますよ。

狭小地活用その7:貸し農園

貸し農園
趣味で家庭菜園という方は増えてきていますが、育てる場所がないという問題点もありますので、そういった需要とマッチする活用方法です。

土地を区分けして貸し出すこともできますので変形地でもOK。
また、大型車の出入りが難しいような細い道が接道になっていたり、人通りが少なかったりしても活用ができます。

ただしマンションや高い建物に囲まれていて日当たりが悪いなどの悪条件がある場合は、農園としての需要も低下してしまうかもしれませんので注意が必要です。
加えて、営利目的の栽培はNGなど、貸付期間や貸し出す広さなど、最低限の条件を確認しておく必要があります。

簡単な活用方法ですが事前に条件はチェックしておきましょう。

狭小地の活用方法まとめ!活用しなくちゃもったいない

狭い土地でも有効活用できる方法はたくさんあります。

今まで放置していた土地や空きスペースなども、活用方法を知らないだけで実際には意外にも副収入になることがあります。

車1台やバイク1台分のスペースから活用できる時代になっていますので、積極的に活用していきましょう!